磐梯山をのぞむ猪苗代湖周辺を舞台に8月23日(日)うつくしまinあいづ大会が開催された。
残暑は厳しいものの朝夕は時折秋の気配が感じられ稲穂も黄金色に輝き始めた福島県。いく夏を惜しむように397名の選手たちは会津の自然の中でのレースを満喫した。
女子は加瀬加奈子(新潟)がスイムで出遅れたものの得意のバイクで一気に逆転。他の選手を大きく引き離しそのままトップでフィニッシュ。仙台ベイ七ヶ浜大会に続く優勝を飾った。
ランで40分というタイムをたたきだしランで追い上げをみせた山本和実(宮城)が2位に。3種目に安定した走りをみせた楠 里紗(東京)が3位に入った。スイムを女子トップで終えた浅沼美鈴(茨城)は4位、現在ランキングトップを走る松本華奈(島根)は5位に終わり、松本を追う井上恵理香(神奈川)は6位。
女子総合優勝の行方は最終戦の銚子大会へ持ち越しとなった。
男子は井上一輝(東京)がスイムトップで上がると終始安定した走りで、後続を振り切りシーズン初優勝を飾り、ひわさ大会でのリベンジを果たした。昨年優勝の井上と同じチームの犬童太一(東京)が2位に。現在ランキングトップを行く中井啓太(三重)はランで追い上げたが及ばず3位に終わった。
熾烈な争いが繰り広げられている年代別40才男子では総合でも9位に入った室谷浩二(滋賀)が今シーズン3度目の年代別トップに輝き単独1位に踊りでた。工藤秀雄(東京)は室谷に仙台でのリベンジは果たせず2位で終わったものの、ランキングは6位に浮上した。
50才代男子では田中忠治(岩手)が酒田、仙台につづく優勝で逆転1位に。60才代男子横山清治(宮城)は3位で終わったが年代別1位は死守した。
昆朋子と昆英夫(茨城)夫妻はアベック優勝を飾りそれぞれ60才女子、70才男子で単独トップとなった。
40才代女子では櫛田恵美をはじめとする地元福島県勢がランキングトップ5を独占した。
今回78才で最高齢出場となった富永重三(神奈川)は残念ながら完走を果たせなかった。
以下写真提供:福島民友新聞社
エアロビクスでウォーミングアップをする選手たち
猪苗代湖を泳ぐスイム
会津の爽やかな風を切り走るバイク
地元の歓迎を受け続々とフィニッシュする選手たち
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