日本の3大清流の一つに数えられる長良川。この長良川が流れる岐阜県・海津市にある国営木曽三川公園を舞台に8月2日(日)第24回長良川国際トライアスロン大会が開催される。
夏の風物詩としてこの地方には定着した本大会は日本ジュニアトライアスロン選手権も開催され13才から73才、450人が参加し照りつける真夏の太陽の中レースを楽しむ。
エイジランキングも11戦目。残り3戦となり女子総合は上位10名の内5名が顔をそろえた。現在トップを走るのは昨年のランキング女王の松本華奈(島根)。これを追う4位大塚真弓(学連・愛知)、5位中原恭恵(千葉)、6位平松智子(愛知)は松本との差9ポイント内で優勝の行方は混沌としている。
先週のひわさ大会で優勝し調子を取り戻した大塚は結果次第で一気に逆転首位の可能性もあり。また大阪大会で優勝した中原もまだまだ総合優勝を狙える位置にいる。また過去本大会で多くの入賞を数える平松も地元の利を生かし東海勢の意地をみせたいところだ。昭和記念公園大会で優勝し現在ランキング9位の薮内里美(千葉)も参加大会数がまだ1大会だけに今後の結果では逆転優勝の可能性も残っている。
女子総合は夏の暑さに負けない熱い戦いが繰りひろげられそうだ。
男子は現在トップの中井啓太(三重)がひわさ大会で優勝したことにより優勝を確実に手に入れたかにみえるが、他の選手も残り3戦で優勝すれば可能性はゼロではない。
昨年本大会で優勝した竹内鉄平(愛知)、2位の倉内誠司(愛知)、そして強化指定選手のためランキング対象外となるが山本淳一(千葉)も参戦。
これにランキング4位の岡本治樹(滋賀)や大阪大会優勝の澤瀉大樹(学連・大阪)や栗原正明(学連・東京)らの若手、そして地元東海勢愛知の近藤琢也、伊藤寿らが加わりレベルの高い争いになりそうだ。
年代別では女子50才代の北里初美(福岡)が優勝すれば年代別トップに躍りでる。
40才代男子細川益宏(大阪)、平田泰久(三重)、小嶋基史(愛知)は上位4名が参加しないだけに確実にポイントを獲得し順位をあげたいところだ。また30才代真野充博(三重)、星野裕一(愛知)、50才代渡辺靖博(愛知)、鈴木教之(愛知)、60才代渋谷政信(愛知)、三宅光章(愛知)、中島安興(富山)らがランキング上位進出をめざす。
また最高齢73才水野達雄(愛知)も蒲郡に続く年代別優勝とランキングトップ進出をめざす。