エイジランキング第9戦・大阪国際トライアスロン舞洲大会が梅雨明け間近の大阪市此花区で7月12日(日)開催された。雨の予報が一転、10時30分ですでに気温は32度!強い真夏の日差しのなかでのレースとなった。
日本の主要貿易港の一つである大阪港を泳ぎ、舞洲大橋を7往復するバイクコース。アップダウンンの激しいバイクコースと暑さに苦戦した選手も多かったようだが、大都会大阪の街並みや明石海峡大橋を望むスポーツアイランド舞洲での大会をエイジ・スプリント255名、リレー12チームが楽しんだ。(エイジ部門完走者数は195名)
女子は現在ランキング4位の中原恭恵(千葉)が女子スイムトップでフィニッシュするとバイク、ランとも安定した走りをみせ、前週仙台ベイ七ヶ浜大会で2位に甘んじた悔しさをバネに見事優勝!ランキング総合順位も3位にあげた。
戸田光海(愛知)がスイムで二分陽子(広島)に15秒遅れでスイムフィニッシュするが、バイクで追いつき逆転。そのままランで逃げ切り2位に。二分が3位に入った。
現在総合ランキング3位の井上恵理香(神奈川)も1位返り咲きを狙ったが惜しくも4位に終わったもののランキング順位は単独2位となった。
男子は澤瀉大樹(大阪)が総合ランキング1位の中井啓太(三重)に8秒差をつけスイムトップでフィニッシュするが、中井がバイクで逆転し逆に8秒の差をつけランへ。このまま中井がランキング対象大会4連覇を達成するかと思われたが、ラスト1kmで失速しそのまままさかのリタイア。粘った澤瀉が優勝を遂げた!
スイムで澤瀉らと3分の差をつけられフィニッシュした岡本治樹(滋賀)だったが得意のランで順位をあげ2位に入賞、総合ランキングも6位に浮上した。戸田琢(愛知)もバイクで順位をあげ3位に入り、女子2位の戸田と夫婦での入賞を果たした。
4位には広島の山口伸治が入り、ランスタート時18位からごぼう抜きを演じた末岡瞭(京都)が5位でフィニッシュした。
年代別では30才代で岡本が永田成也(鹿児島)に同ポイント2位に。戸田、三木琢也(兵庫)も順位をあげた。また40才代では地元大阪の若見暁樹、細川益宏がそれぞれポイントを獲得し順位もあがってきた。
各年代別では女子40才代・松田英子(兵庫)、男子50才代・加藤隆司(大阪)らが優勝。また本大会最高齢出場となる谷口功(京都)69才が並みいる60才代アスリートを抑え優勝した。
舞洲大橋を望みながら大阪港を泳ぐ選手たち
トップでスイムフィニッシュする澤瀉大樹(大阪)
バイクへスタートする中原恭恵(千葉)
初夏の日ざしを背にバイクへとスタートする選手たち
堺チアリーディングクラブ マリンの子どもたちが大会に花をそえる
女子入賞の左から2位戸田(愛知)、1位中原(千葉)、3位二分(広島)
男子入賞の左から2位岡本(滋賀)、1位澤瀉(大阪)、3位戸田(愛知)
年代別優勝の選手たち
(一番右はスペシャルゲスト・シマノレーシングの野寺秀徳選手)