初夏の風が爽やかな杜の都仙台、宮城県七ヶ浜町でみやぎ国際トライアスロン仙台ベイ七ヶ浜大会が7月2日(日)開催され、学生選手権、スプリントを含む242名、リレー13チームが大会を楽しんだ。(エイジランキング対象カテゴリー完走者は138名*日韓親善の韓国選手は除外)
女子は昨年エイジランキング3位の加瀬加奈子(新潟)と中原恭恵(千葉)がスイムをほぼ同時に終えるが、加瀬が得意のバイクで5分の差をつけると、その勢いをランにもつなげ男女総合でもトップ10に入る成績で優勝を飾った。
中原も2位に入りランキングも9位から4位にあげた。
女子総合で優勝争いを繰り広げていた井上恵理香(神奈川)は思うようなレース運びができず地元宮城の山本和実らに及ばず6位でフィニッシュ。今大会でのランキングトップ返咲きははたせなかったがシーズン後半に期待したい。
年代別では総合でも5位に入った佐野智子(秋田)が50才代トップにおどりでた。また同じく50才代で福岡から参戦した北里初美も3位に浮上した。
男子は永田成也(鹿児島)と田山徹哉(茨城)が同時にスイムをフィニッシュ。しかし永田はバイク、ランと危なげない走りで終始後続を寄せつけず優勝。総合ランキング4位、年代別(30才代)トップに躍り出た!
2位には神奈川の今村圭孝、3位には廣冨真也(大阪)が入りそれぞれランキング順位をあげた。
年代別では室谷浩二(滋賀)が僅差で工藤秀雄(東京)をかわし1位のポイントゲット。ランキング対象外だが韓国から参加のキム(45才)が先にフィニッシュしており、室谷もキムの強さを賞賛するとキムから世界選手権でまた会おうと日韓アスリートの輪が芽生えていた。
50代では須藤仁(秋田)が田中忠治(岩手)に敗れたものの年代別トップは死守。田中は順位を2位にあげ、西内秀一(福島)も5位に浮上した。
また60才代でも酒田、村上、仙台と北でレースが続いたため順位に大きな動きがあった。
酒田に続き仙台と年代別優勝し着実にポイントを重ねた地元宮城の横山清治がトップとなり、年代別順位からも目が離せなくなった。
東北大学のエールを受ける選手たち
バイク女子トップでスタートする中原(千葉)とそれを追う加瀬(新潟)
バイクへスタートする選手たち
新緑をかけ抜けるランコース
声援に応える韓国のトップエイジキム選手
それぞれのフィニッシュをめざす選手たち
男子優勝の永田成也(鹿児島)
勝負の行方は紙一重!
喜びの笑顔の女子入賞選手!
左から中原(千葉)、加瀬(新潟)、山本(宮城)