2009年度エイジランキングも折り返し地点となる第7戦、第15回みやぎ国際トライアスロン仙台ベイ七ヶ浜大会が宮城県七ヶ浜町で7月5日(日)開催される。
本大会は日韓親善大会としても開催され、韓国エイジアスリート10名も参加し、エイジに加え、東北学生選手権、スプリント、リレーそしてトキめき新潟国体宮城県代表選考会として開催されるITUコンチネンタルカップ仙台ベイ七ヶ浜大会を含み約400名のアスリートが参加し開催される。
女子では昨年エイジランキング3位で先週末開催された村上大会では国体予選会となったエリートの部に参加し、2位でフィニッシュした加瀬加奈子(新潟)が今シーズン初のランキング対象大会出場となる。しかし幕張大会で優勝しランキング上位を争っている井上恵理香(神奈川)が出場。
地元仙台大学の千葉智美(宮城・学連)や広瀬瑛美(宮城・東北福祉大学)らの若手の活躍にも期待したいところだが、学生選手権出場のため残念ながらランキング対象外。
昨年本大会優勝の高橋美紀(宮城)は国体代表選考のため、優勝争いは井上、加瀬の2名にしぼられるのか?それとも伏兵が現れるのか??注目したい。
男子は昨年ランキングチャンピオンで先週の村上大会で2位に入賞。ケガからの復活をアピールした福元哲郎(広島)が参加予定だったが、急遽出場をとりやめたため上位争いは混迷の装いをみせそうだ。
石垣島大会でランキング3位で現在ランキング9位の永田成也(鹿児島)、酒田大会で2位となり現在10位の廣冨真也(大阪)が一気に上位に躍り出るのか?
それとも昨年度ランキング10位の地元宮城県の中野哲平が地元の利を生かすのか?昨年ランキング11位の梶浦武(千葉)か?それとも地元宮城をはじめとする東北勢が意地をみせるのか?
男女いずれも順位に動きがありそうだ。
年代別では今シーズンランキング対象大会4戦目の出場となる室谷浩二(滋賀)が確実にポイントを稼ぎ40代トップになるのか?また50代でも須藤仁(秋田)がポイントを獲得しトップを死守、後続を引き離したいところだ。
今回日韓親善大会ということで韓国の精鋭たちも参加するため日韓のエイジ対決も見逃せない!(ただし韓国選手はランキング対象外)
また昨年の年代別優勝者が梶浦、西内秀一(福島)を除き不在のため、また新たな年代別優勝は誰になるのか?チャンスはすべての選手に!
そして同日東京都立川市の国営昭和記念公園で開催される第20回国営昭和記念公園トライアスロン大会・第22回レディーストライアスロン選手権国営昭和記念公園大会には女子約100名、男子は約700名の選手がエントリー。
スイムはプール、また都心での開催ということもあり、アクアスロン、リレーを含むと1000名を超えておりトライアスロンブームを裏づけする人数だ。
こちらは距離もスプリントディスタンスとなることから初心者を中心に、最年少12才から最高齢74才と世代を超えた選手の交流もまた楽しみだ。
昨年もこの大会で2位に入賞した伊藤寿(愛知)がランキング総合2位になっただけに、ポイントの高い本大会から新しい選手が登場するのも期待したい。