9月に開催されるトキめき新潟国体のトライアスロン会場となる新潟県村上市で6月28日(日)村上・笹川流れ国際トライアスロンが開催された。国体マスコットのトッキッキも218名22チームの応援にかけつけ大会に花をそえた。
女子は先の蒲郡大会で2年ぶりにレースに復帰した高橋梨香(愛知)が2位以下に約1分の差をつけ女子トップでスイムをフィニッシュ。そのままの勢いを保ちバイクもトップでフィニッシュした。しかしバイクで30秒差まで追い上げた昨年のエイジランキング女王の松本華奈(島根)がランで高橋に追いつき、蒲郡大会に続きエイジランキング対象大会2回目の優勝を果たし、ランキングでも1位に返り咲いた。
高橋は2位でフィニッシュし、ランキング総合11位から4位に浮上した。3位にはスイムでトップと6分近い差でフィニッシュしたが得意のバイクとランで2位と1分さまでつめたベテラン矢島ルリ子が入った。
年代別では本大会40才代で2位に入った伊藤ゆかり(秋田)が単独トップにおどりでた。
男子はスイムトップでフィニッシュした中井啓太(三重)が好調な走りを維持しそのまま後続を寄せつけずトップでフィニッシュ。今シーズンエイジランキング対象大会3連覇を達成した。
春先のケガで出遅れていた昨年エイジランキングチャンピオンの福元哲郎(広島)がまだ本来のランではないものの完全復活を思わせるレース展開で2位となりランキングも8位まであげシーズン後半に望みをつなげた。
3位には地元新潟の立花勝が入賞を果たした。
また年代別では総合でも7位でフィニッシュした室谷浩二(滋賀)が40才代でランキングを2位にあげ、50才代2位のポイントを獲得した須藤仁(秋田)がランキングトップとなった。
その他大会年代別優勝を飾ったのは中原恭恵(千葉20-24)、東海林美佳(東京40-44)、松田航介(東京20-24)、尾形直樹(東京25-29)、五十嵐豊和(新潟30-34)、シモンズ・デビッド(東京35-39)、本間英伸(新潟40-44)、椎名克行(新潟50-54)、大山政雄(新潟55-59)、廣瀬真二(山形60-64)、鈴木明夫(新潟65以上)
最高齢完走者は74才の斉藤健(新潟)。
9月に開催されるトキめき新潟国体“トッキッキ”も応援にかけつけた
スタート前に談笑する選手たち
日本海を背に初夏の日ざしを浴びバイクコースを走る
思わず古い街並みに心うばわれる
情緒あふれる町屋の通りを走りぬける!
ボランティアからさし出される一杯の水がエネルギーに
今シーズン3連続エイジランキング対象大会優勝の中井啓太(三重)
全日本女子エイジ別選手権入賞の
村上・笹川流れ国際トライアスロン大会エイジ別入賞のみなさん