JTUエイジランキング13戦中中間地点ともなる第6戦・村上・笹川流れ国際トライアスロンが新潟県村上市で開催される。小京都といわれる風光明媚な村上市。例年9月に開催されていた本大会だが、今年は記念すべきトライアスロン国体デビューイヤー!9月には「トキめき新潟国体」の会場となる。
また本大会は全日本女子エイジ別選手権として各年代の女王を決める大会としても位置づけされており、本大会のファンも多くエイジ230名、リレー22チームが出場する。
男女ともエイジランキング上位が大会終了ごとに変わる白熱した展開をみせているが、本大会も特に女子は大きな動きがありそうだ。
先週の幕張大会終了後、井上恵理香(神奈川)にトップの座をわたした松本華奈(島根)だがその差わずか2ポイント。またこれを追う平松智子(愛知)は松本とは1ポイント差となっており、平松は蒲郡の雪辱を果たしトップに躍り出たいところだ。
また天草大会優勝以降思うようなレースがランキング順位を落としている大塚真弓(学連・愛知)だが、昨年ランキング2位の意地をみせたい。その他にも蒲郡で2年ぶりのレース復帰を3位でフィニッシュした高橋梨香(愛知)の活躍にも期待したい。
昨年本大会優勝でランキング3位にもはいった加瀬加奈子(新潟)は国体代表選考会となるエリートの部に参加。初のエリート部門で国体代表を狙う。
年代別では女子参加の約半数を占める40代で熾烈な争いになりそうだ。すでに熊本県国体代表出場権を獲得している矢島ルリ子(熊本)や酒田大会4位の伊藤ゆかり(秋田)、8月に横浜で開催される世界選手権横浜大会事務局に勤務し本大会のファンだという小田智子(東京)など多彩な顔ぶれがそろった。
また昨年30代3位の東京都在住のコレッサ・バネッサも表彰台をめざす。
男子は天草、蒲郡を制し波にのる中井啓太(三重)。今年から完走者数により獲得ポイントが変わるため最後まで安心はできないが、ここでも優勝しランキング優勝を手中におさめたいところだ。
昨年本大会優勝の倉内誠司(愛知)や中野哲平(宮城・昨年2位)、寺尾洋志(新潟県・昨年3位)がエリート部門に出場のため敵はいないかに思えるが油断は禁物。春先のケガからまだ調子があがってこないが昨年のエイジチャンピオンの名誉にかけ福元哲郎(広島)もそろそろランキング上位に名乗りをあげたい。また中井と同年齢の尾形直樹(東京)らにも注目したい。
年代別では須藤仁(秋田)が連覇をめざす。