2009JTUエイジランキング第1戦 石垣島トライアスロンレースレポート
本年度より装いも新になったエイジランキングイベント第1戦が4月26日(日)沖縄県・石垣市で開催された。
参加人数はオリンピックディスタンス(51.5km)部門で1259名、リレー部門216チーム、エーワッド(車いすレーサー)部門1名と国内最大の大会となった。
南の島・石垣島の4月としては珍しく気温は20度をきり、風も強く肌寒さを感じる気候となったが、選手たちは全12ウェイブに分かれスタートした。
優勝はスイムから好調に飛ばし、終始後続に背中を見せることがなかった桑原(沖縄県)が4年ぶりに優勝を飾った。(強化指定選手のためランキング対象外)
スイムで出遅れたものの得意のバイクで栗原(東京都・学連)が2位に、昨年石垣島大会2位の近藤(愛知県)もバイク終了時点で3位の高位置につけたが、辻(京都府・学連)がランで追い上げ2位となりランキングポイント16を獲得した。昨年エイジランキング1位の福元(広島)は骨折が完治せず、総合13位からのシーズンスタートとなった。
女子は平出美雨(沖縄県)が安定したレース展開で後続をよせつけず3年連続の優勝を果たした。(強化指定選手のためランキング対象外)
総合女子2位の知花(沖縄県)もジュニア強化指定選手のため総合女子3位に入賞した加来(埼玉県)がポイント16を獲得、昨年エイジランキング1位の松本(島根県)に出場2大会とも遅れをとった二分(広島県)が13ポイントを獲得した。
年代別ではトヨタ車体監督を務める酒井(愛知県)が60才代でランキング1位。60才代女子の昆(茨城県)と70才以上男子の昆(茨城県)が夫婦で見事年代ランキング1位に輝いた。
また石垣市在住の金城(女子40才代)、宮崎(男子40才代)、川上(50才代)、東竹西(60才代)がそれぞれランキングポイントを獲得するなど地元勢の活躍も目立った。
残念ながらポイント獲得にはならなかったが、最高齢完走者は75才の玉代勢 孝一(沖縄県)だった。
今回初めて開催となったエーワッド(車イスレーサー)部門に出場した廣道(大分県)は、上手くバランスがとれず苦手としていたスイムも44分代で終え、強い風に苦しめられながらも総合タイム2:48:40、312位でフィニッシュした。
また「行列のできる法律相談所」から参加の東野、菊地、本村(東京都)の3名も忙しいタレント業の合間をぬいトライアスロンに真摯にとりくみ、予想を上回る好タイムで完走。大会に花をそえた。
ランキング詳細は
/ranking/2009/age/ranking.html
全結果は
/race/age/2009/ishigaki.html
ウェイブでスタートする選手と周回する選手たち
市街を走る
街は応援でいっぱい!
3年連続の優勝を飾った平出選手
トライアスロン初挑戦の車いすアスリート廣道純選手