[1]対象選手と期間:18歳以上(該当年12月31日現在)のJTU登録選手。
強化制度における「2009年」は、2008年12月1日から2009年11月末日
までとする。また、第1期は「2008年」の認定基準を適用し、第2期から
「2009年」の認定基準を適用する。
[2]評価対象大会・記録会:評価期間内に実施されるトライアスロン競技の
ITU世界選手権シリーズ・グランドファイナル、ITU世界選手権シリーズ、
ITUワールドカップ、ITUコンチネンタルカップ、ASTCアジア選手権、日本
選手権、JTU公式大会(51.5キロ大会と日本スプリント選手権)及び認定
記録会(S:400m+R:5km)
[3]承認手順と適用:強化本部が「評価基準」により四半期ごとに選考を
行う。その後、理事会の承認を得て認定する。評価にあたっては、レース
展開上の諸条件や抗議・上訴などの結果を考慮する場合がある。
なお、各対象大会で資格の取得・昇格があった場合は、次の大会参加を
優位に進めるため、基本として新規資格を即刻適用する。
[4]認定期間(2009年度)
1)第1期:2008年12月1日〜2009年2月末(3ヶ月)
*評価:07年12月1日から1年間(認定開始前日迄)
2)第2期:2009年3月1日〜同年5月末(3ヶ月)
*評価:08年3月1日から1年間
3)第3期:2009年6月1日〜同年8月末(3ヶ月)
*評価:08年6月1日から1年間
4)第4期:2009年9月1日〜同年11月末(3ヶ月)
*評価:08年9月1日から1年間
[5]評価基準
1)強化S指定
<評価1:ITU世界選手権シリーズ・グランドファイナル>
S-1)1位
S-2)3位以内
S-3)8位以内
<評価2:ITU世界選手権シリーズ>
S-4)1位
S-5)3位以内
2)強化A指定
<評価1:ITU世界選手権シリーズ・グランドファイナル>
A-1)16位以内(22.22%)
<評価2:ITU世界選手権シリーズ>
A-2)8位以内(11.11%)
<評価3:ITU世界選手権シリーズ・グランドファイナル>
A-3)24位以内(33.33%)
<評価4:ITU世界選手権シリーズ>
A-4)16位以内(22.22%)
<評価5:ITUワールドカップ、アジア選手権、日本選手権、世界選手権
U23部門>
A-5)1位(5%)
3)強化B指定
<評価1:ITU世界選手権シリーズ>
B-1)24位以内(33.33%)
<評価2:ITUワールドカップ、アジア選手権、日本選手権、
世界選手権U23部門>
B-2)3位以内(10%)
B-3)8位以内(20%)
<評価3:ITUコンチネンタルカップ、アジア選手権U23部門、JTU公式大会>
B-4)1位(5%)
4)強化C指定
<評価1:ITUワールドカップ、アジア選手権、日本選手権、世界選手権U23部門>
C-1)16位以内(40%)
<評価2:ITUコンチネンタルカップ、アジア選手権U23部門、JTU公式大会>
C-2)3位以内(10%)
C-3)8位以内(20%)
<評価3:認定記録会>
C-4)認定記録会の「スイムタイム×2倍+ランタイム合計」が5級以上。
ただし、スイム(400m)またはラン(5km)記録が、5級を下回っていても適用。
<全体条件1>1位フィニッシュタイムから、男子2.5%、女子4%以内で完走。
<全体条件2>上記の%(順位率=順位÷スタート人数)以内で完走。
前記「%」の小数点以下2桁迄を有効とし、それ以下は切り捨て。
[6]JTU強化指定への資格等の授与
1)ナショナルチーム選手への選考資格(男女各最大6名を基本とする)
*参照「ナショナルチーム選手制度」
2)JOCオリンピック強化指定選手への選考資格(男女各最大6名を基本とする)
3)ITU世界選手権シリーズ出場資格(別途規定)
4)ITUワールドカップ出場資格(別途規定)
5)ITUコンチネンタルカップ出場資格
6)JTU公式大会出場資格
7)大会主催者招待枠の優先出場資格
8)強化合宿(国内・海外)への参加資格
9)強化全般の各種支援
[7]補則
1)「オリンピック競技大会(2008/北京)」は、世界選手権シリーズ・
グランドファイナルと同レベルの評価とする。
2)JOCが派遣する国際総合大会の評価は、別に審議し決定する。
3)世界選手権シリーズランキングの評価は、別に審議し決定する。
4)2008年ワールドカップの評価は、世界選手権シリーズと同レベルの
評価とする。
5)2008年世界選手権の評価は、世界選手権シリーズ・グランドファイナルと
同レベルの評価とする。
=以上=