11月29日(土)スペインのマドリードにて国際トライアスロン連合の第21回総会が開催された。
総会では任期満了に伴う役員の改選が行われ、新しい会長にはスペインのマリソル・カサド女史が選出された。
5期20年会長を務めたレス・マクドナルド会長(カナダ)が名誉会長、4期16年続けた猪谷千春副会長(国際オリンピック委員会副会長、日本トライアスロン連合会長)が名誉委員となった。
また日本からは、大塚眞一郎理事(日本トライアスロン連合常務理事)が理事に再選された。(任期4年)
総会では、3回目のオリンピックの北京五輪での成功を評価し、ロンドン五輪に向けた、新たな4年間のトライアスロンをメジャースポーツにするための戦略が発表され、その中の新たなコンテンツとして、フランスのラガーディアグループの支援によるワールド・チャンピオンシップシリーズ(全世界8大会)が発表され、日本からは横浜市が開催地に加わった。
2009ワールド・チャンピオンシップシリーズスケジュールは以下のとおり
(11/29現在)
5/9シンガポール
5/30ワシントンDC(アメリカ)
6/20マドリード(スペイン)
7/11キッズビュール(オーストリア)
7/25ハンブルグ(ドイツ)
8/15ロンドン(イギリス)
8/22横浜(日本)
9/12ゴールドコースト・ファイナル(オーストラリア)
また専門委員会では、メディカル委員会に勝村俊仁委員(東京)、技術委員会に鈴木貴里代委員(愛知)、女子委員会に和田知子委員(長野)が選出された。
功績が讃えられ記念品を受取る猪谷JTU会長
21年間を語るレスITU名誉会長
マリソル新会長(左から3番目)他執行部員