2008年4月26日（土）韓国・トンヨンで開催された2008ITUトライアスロンワールドカップトンヨン大会は気温18度、水温15.4度の晴天の中世界各国から合計87名の選手が参加し開催された。

日本時間10時にスタートした女子は地元韓国のジャンが18：54の好タイムでフィニッシュ。バイクは�ｱ本を含む13名の集団に中盤から上田らが追い上げ17名の集団になり後続を引き離す。ランでサマンサ（ニュージーランド)、先日の石垣島大会で3位に入賞したイギリスの新鋭18才のホリー、ヴェンデュラー（チェコ）が飛び出し、お互い一歩も譲トップ争いを繰り広げるが最後はベテランサマンサが若手を振り切り今期初優勝。上田（シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター）はランスタートで3人から後れるものの、粘って4位でフィニッシュと健闘をみせた。
上田はレース後「表彰台を狙える位置で走っていたので残念。でも表彰台がすぐそこに見えてきたので、自信になった。来週のアジア選手権に向け、調子が上がってきたので優勝を狙いたい。」と語った。

＜女子公式結果＞
　 1位　サマンサ・ワリナー（ニュージーランド）　1：49：49
　2位　ホリー・アビル（イギリス）　　　　　　　　 1：49：58
　3位　ヴェンデューラ・フリントバ（チェコ）　　　 1：50：20
　4位　上田　藍（シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター）　　　1：50：46
12位　�ｱ本　智子（日本食研）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1：52：06
18位　田中　敬子（NTT東日本・NTT西日本・スカイタワー58） 1：55：50
19位　大松　沙央里（トヨタ車体）　　　　　　　　　　　　　　　　　　 1：56：14
20位　足立　真梨子（トーシンパートナーズ・TeamKen's）　　　 1：56：47
27位　忽那　静香（トーシンパートナーズ・TeamKen's） 　　　　 2：02：33

日本時間13時にスタートした男子はイワン（ロシア）、ドミトリー（ロシア）、山本良介（トヨタ車体）に続きトップから10秒以内に20名がひしめき合いスイムを終える。バイクでは終始日本人選手4名を含む37名の大集団となり、後続をよせつけずランへ。2008ワールドカップ初戦ムールラバ大会3位のティム(イギリス）、アテネオリンピック銀メダリストビーバン（ニュージーランド）、石垣島大会2位のラスムス（デンマーク）らの先頭争いとなるが、2周目でティムが抜け出しそのまま独走、優勝を飾る。熾烈な２位争いはビーバンが制した。

＜ 男子公式結果＞
　1位　ティム・ドン（イギリス）　　　　　　　　　　　1：38：14
　2位　ビーバン・ドカティー（ニュージーランド）　1：38：21
　3位　ヤン・フロデノ（ドイツ）　　　　　　　　　　　1：38：21
13位　山本　良介（トヨタ車体）　　　　　　　　　　　　　　　　　1：39：10
24位　山本　淳一（K's-Y・グリーンタワー・稲毛インター）　1：40：24
30位　細田　雄一（ウイダー）　　　　　　　　　　　　　　　　　 1：42：08
37位　平野　司 （ＮＴＴ東日本・ＮＴＴ西日本） 　　　　　　　　1：44：37
39位　佐藤　治伸(日本食研）　　　　　　　　　　　　　　　　　1：45：19