<男子速報> 全国各地で予選ステージが行われてきたカーフマンジャパンの最終戦、チャンピオンシップ大会が4月18日、国営昭和記念公園で男女ほぼ同時スタートで行われた。 予選ステージとは打って変わってドラフティングフリーで行われたこの大会、レース展開が勝敗に大きく影響する。男女とも、第1ランからハイペースでの戦いとなった。 男子は予想通り中田崇志(関東RC/aminovital/KINESIO/PUMA)が15分台前半のタイムでレースを引っ張り、それに菊地、高橋泰夫(寅壱cw-x)、山本亮介(神奈川県連合)、長谷亮(ライフ)、立間淳弘(立命館大学)、山本真二(東北大学)らが追走する形で集団で第1ランをフィニッシュ。ここで山本真二があわててランシューズをはいたままスタートしてしまうというアクシデントで、集団から遅れる。立間も立ち上がりのスピードにうまく乗れず取り残されてしまい、先頭集団は優勝候補の5人に絞られる。実力伯仲の5人であるだけにこのまま第2ラン勝負かと思われたが、バイク3周目に1瞬の一瞬の虚をついて山本が猛アタック、集団をばらしにかかった。これにうまく反応できたのが菊地と中田、逆に長谷、高橋は反応が遅れてうまくついていくことができず、この先頭集団は3人と2人の2つのパックに別れることになった。その後続は、16分半で第1ランをフィニッシュしたバイクのスペシャリスト斉藤功(パワーコープ・ゼルコバ)が前を走る選手を次々に吸収しながら8人の集団を形成し、前を追う。快調に飛ばす先頭の3人は後続に一時1分近い差をつけていたが、後半はややペースダウン、最終的に長谷、高橋をも飲み込んだ第2パックに40秒のアドバンテージで第2ランをスタートした。第2ランで序盤から一気に飛び出したのが菊地次郎、1周1030mの1周目から早くも独走態勢。山本、中田の必至の追走も、菊地の勢いの前にやや霞む。結局菊地は、最後まで安定した走りで首位を守り、記念すべき第1回大会でその強さを証明した。一方、後続の集団からただ一人、怒涛の追い上げを見せたのが高橋泰夫。約40秒のビハインドもただ一人第2ラン16分台の走りで山本をかわし、中田の背後に迫る。最後までデッドヒートを演じた2人であったが、中田が意地で2位を死守、2秒差ではあったが見事なレースを披露してくれたベテラン高橋が3位に入った。 男子トップ10
<女子速報> 男子スタート後、約3分遅れでスタートした女子は予想通り2003デュアスロン日本選手権の覇者松本晴美(鉄人ハリマオ)がただ一人17分台のラップでバイクスタート。約15秒遅れで高木美里(湘南ベルマーレトライアスロンチーム)と渡辺亜希子(村上塾)が並んでランフィニッシュ。高木はすばやいトランジッションで松本を追うが、渡辺はやや出遅れ、バイクの能力の高い高木に追いつけない。高木は1周目で松本に追いつき、2人のマッチレースの様相を呈する。近畿ステージで女王松本に対し、バイクで大差をつけ勝利した豊岡英子(大阪体育大学)は、評判どおりのバイクの力を見せる。前を走る選手を吸収しながら6人の第2パックを形成する。しかしながら、TOPの2人もスピードが落ちることなく、第2パックとの1分の差はなかなか縮まらず、そのまま第2ランへ。 ランの切れ味勝負となると、やはり松本が1枚上手か。勢い良く飛び出すと快調なペースでラップを重ねる。結局勝負は第1ラン、第2ランとも圧倒的な走りを見せた松本がベルギー行きの切符を手にした。第2位には高木、第3位には第2パックからランで抜け出した近藤奈穂子(東京都連合)が関東ステージ7位から大躍進で入賞した。 女子トップ10
気象状況:天候晴れ気温22℃ 風速1.m 風向南西(13時現在) この件に関するご質問は カーフマン・ジャパンデュアスロン大会事務局 担当:清本 直 〒206-0802 東京都稲城市東長沼2120−6 グランヴェルジェ104 TEL 042-379-5201 FAX 042-379-1992 URL http://www.mspo.jp/calfman E-mail calfman@mspo.jp 社団法人日本トライアスロン連合 http://www.jtu.or.jp 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2−9−10青山キングビル3F TEL 03-5469-5401 FAX 03-5469-5403 Calfman Japan結果速報 |