石垣島大会レース速報   040412
2004 ITU Triathlon World Cup, Ishigaki
2004 ITU トライアスロン ワールドカップ 石垣島大会
2004 NTT Triathlon Japan Cup, 1st Stage
NTTトライアスロンジャパンカップ第1戦
11th April 2004
庭田清美(アシックス・ザバス) 銅メダル獲得!! 西内洋行(チームテイケイ)が6位


レース速報


2004年ITUトライアスロンワールドカップ石垣島大会は、4月11日(日)石垣市登野城漁港周辺特設コースで行われた。

 エリート女子は13時に53人がスタート、アネリーゼ・ヘルド(イギリス)とスザンナ・ウィッケンド(カナダ)が3位以下を30秒引き離しスイムを終了。バイクに入り、3周目で先頭集団が日本のエース中西真知子(NTT東日本・NTT西日本)、庭田清美、下村真紀(兵庫県トライアスロン協会) を含む第2集団に吸収され、17人の第1集団が形成された。第2集団と2分近い差がついたままバイクを終え、下村真紀がトップでランへ飛び出した。
ラン1周回目でミッシェル・ディロン(イギリス)がトップにたち、そのまま優勝かと思われたが、フィニッシュ手前200mでマキシン・シーア(オーストラリア)がかわし優勝。2位は、ミッシェル・ディロン。庭田清美がランで粘りを見せ、見事、銅メダルを獲得。エース中西は、5位入賞。前週のアジアチャンピオン関根明子(NTT東日本・NTT西日本)は、11位だった。この結果、日本人女子は、アテネオリンピックに向け国別枠の3人を維持し、最終選考大会の5月9日世界選手権ポルトガル大会に臨む。


 15時45分にスタートした男子では、リチャード・スタナード(イギリス)と平野司(関西大学)を先頭に次々とスイムを終了し、バイクに入ってすぐに32人のトップ集団が形成され、これを第2、第3集団が追いかける形となった。
4周回目には、西内洋行(チームテイケイ)、田山寛豪(チームテイケイ)、福井英郎(神奈川県トライアスロン連合)ら日本選手のほぼ全てが一つの集団となるが、ここからバシリス・クロミダス(ギリシャ)、クリス・ゲメル(ニュージーランド)、シリル・マズル(フランス)が3人で逃げ、後続に20秒の差でバイクを終えた。
ラン1周目でグレッグベネット(オーストラリア)、ビバン・ドカティ(ニュージーランド)、ドミトリー・ガーグ(カザフスタン)がトップ集団を形成、1周目終盤からドカティとガーグの一騎打ちとなった。フニッシュ前でのスパートでドカティが優勝、2位ガーグ。3位には、ランで追い上げたポール・エイミー(イギリス)が入った。日本勢は、西内がランでしっかりと粘り、前週のアジア選手権の雪辱を果たす6位入賞。田山は21位だった。日本人男子は、全体としてポイント獲得が少なく、以前のままアテネオリンピック出場枠は1人の状態。5月9日世界選手権ポルトガル大会の最終選考にかける。




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