JOCテクニカルフォーラムでのアテネに向けて必要な情報について、関係機関及び関係者から情報収集を行ってきました。
各競技団体の視察も行なわれていますので、基礎情報として、いくつかご紹介いたします。
■情報環境に関する情報
- 選手村におけるインターネットは、各NOCにインターネット接続用のコンピュータが2台づつ提供
- 選手村内にインターネットカフェを設置(インターネット端末260台を設置)
- 選手の宿泊棟からは、カード式の電話からインターネット接続、メール送受信が可
能になる
- アテネ市内のホテルでは、4つ星クラスのホテルは問題なし。各ホテルは五輪にむけて改修を 施しており、五輪までにどの程度インターネット環境が整備されるかは不明
- 電源は、C2タイプ(電圧220V、モジュラーは日本式のほか、ドイツ式、フランス式もあり)で、 モデムセーバー使用が無難
■上下水道の環境に関して
- アテネの水は欧州では上質とされているが、硬水のため、ミネラルウォーターの利用が良い
■氷の入手に関する情報
- 氷製造会社(アイスタイム)では、100キロ(5キロ×20個)で35ユーロ
- 24時間で15キロの氷が製造できる製氷機(35cm×35cm×42cm)のレンタルもある(1ヶ月315ユーロ)
連絡先:210-5753-997
■選手村のセキュリティー情報
- 選手村は、高さ2.2m、2.5m、1.5mのフェンスで囲まれる
- アクセスコントロールポイント、スクリーニングエリア、ビークルチェックポイントが、それぞれの入り口に設置
- 20mごとに監視カメラを設置。
■道路・交通情報
- 五輪開幕2週間前から終了後1ヶ月間、道路にオリンピック特別車線が敷かれ、五輪関係車両の渋滞緩和に配慮。
- タクシーは、五輪施設の周辺に特別乗り場が設けられる。ただし、ギリシャのタクシーは、相乗りが基本。運転手の行き先と、自分の行き先が合致しなければ、乗車拒否は当たり前。タクシーに声をかけて行き先が一致するまで相当の時間を要することが多い(→紙に行き先を書いておき(ギリシャ語で)、見せるようにするなどの工夫が必要か)
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