NTTトライアスロンジャパンカップ第5戦
2002ITUインターナショナルイベント和歌山大会
レース速報
開催日 : 2002年8月24日(土)
競技距離 : 51.5km (オリンピック採用種目距離)
SWIM:1.5km BIKE:40km RUN:10km
開催場所 : 和歌山マリ−ナシティ周辺特設コース
主催 : (社)日本トライアスロン連合(JTU)
共催 : 和歌山県、和歌山市、和歌山市観光協会
特別協賛 : NTT西日本 |
開催
●女子はレンカ・ラドバ(チェコ)、男子は西内洋行(チームテイケイ)が優勝。関根明子(NTT東日本・NTT西日本)2位に食い込む。
8月24日(土)近畿地方初となる和歌山県和歌山市の人工島、和歌山マリーナシティ特設コースで2002NTTトライアスロンジャパンカップ第5戦2002ITUインターナショナルイベント和歌山大会が開催され、女子はレンカ・ラドバ(チェコ)、男子は西内洋行(チームテイケイ)が優勝した。関根明子(NTT東日本・NTT西日本)は2位に入った。
初の近畿圏内、さらに初の夕刻開催となったジャパンカップ第5戦は、時おり小雨が混じる薄曇りの和歌山マリ−ナシティ周辺特設コースで開催された。女子はスイムで飛び出した選手を関根、下村真紀(チームテイケイ練習生)らがバイクで吸収し6人の集団のまま後続に2分差をつけランへ。2週間前に学生世界選手権を獲得したラドバがラン中盤からの関根との一騎打ちを制して優勝した。
あたりが薄暮に包まれ始めた午後5時20分にスタートした男子は平野司(関西大学)、田山寛豪(流通経済大学)、疋田浩気(静岡県協会)らがスタートからリードし後続に1分10秒差をつけてスイムを終えた。バイク中盤に後続が追いつき、21名の大集団のままランへとなだれ込んだ。この混戦を制したのは西内。若手の平野、益田大貴(NITTOH TEAM KEN'S A&A)が喰らいつくが焦ることなくペースを維持。「追われる立場になってプレッシャーは感じるが、自分のペースに集中した」と、貫禄さえ感じさせる走りで今季ジャパンカップ4勝目を飾った。2位には中盤粘りを見せた益田が入った。