2001年8月5日(日)
報道関係各位
2001NTTトライアスロンジャパンカップ第4戦
2001ITUインターナショナルイベント北海道大会
レース速報
開催地:北海道沙流郡平取町
開催日:2001年8月5日(日)
主催:第1回北海道国際トライアスロンびらとり大会実行委員会(平取町、日刊スポーツ新聞社、
(社)日本トライアスロン連合(JTU))
特別協賛:NTT東日本
優勝は男子がサイモン・トンプソン、女子が中西真知子
北海道で初めて開催されたNTTトライアスロンジャパンカップ。今年の本シリーズ第4戦となる、2001ITUトライアスロンインターナショナルイベント北海道大会が8月5日(日)北海道平取町で行われ、世界各国から有力選手39名が出場し、雄大な大自然を舞台に白熱したレースが展開された。
男子のレースを制したのは、オーストラリアの若手有望株サイモン・トンプソン。2位には日本でもおなじみのベテラン、シェーン・リード(NZL)が入った。3位には西内洋行(チームテイケイ)が日本人選手トップでフィニッシュした。
他、主な男子日本勢では、須藤和男(日本食研)が6位、益田大輝(NITTOH TEAM KEN'S A&A)が8位で、スイムを3位でフィニッシュした山本良介(京都府協会)は14位の成績だった。
引き続き行われた女子は、ジャパンランキング1位、ワールドランキング17位の中西真知子(NTT東日本)が貫禄の優勝。7月に宮城県七ヶ浜で行われたNTTトライアスロンジャパンカップ第3戦に続きジャパンカップ2連勝を遂げた。2位にはワールドランキング40位のナターシャ・フィリオル(CAN)が入り、3位にはジュニアの大松沙央里(日本女子体育大学)が入った。
【男子】オーストラリアの新鋭、サイモン・トンプソン、初代北海道チャンピオンに!
午後12時、ダムを形成するにぶたに湖に飛び出した29名のトップアスリートたち。スイムをトップでフィニッシュしたのはブレンド・フォスター(NZL)とリード。30秒ほど遅れて山本と西内がフィニッシュすると、トンプソン、セバスチャン・ラフラム(CAN)の2名を加えた6選手でのバイクが展開され、優勝の行方はランへ。バイクからのトランジションを出るとトンプソンがトップに立ちリード、西内との差を周回ごとに広げ、見事1時間54分99秒で優勝した。優勝したトンプソンは「スイムが悪かったがトランジションがうまくいき、優勝できたと思う。日本で優勝できたことは非常に嬉しい」とコメント。
また、日本人選手トップの3位でフィニッシュした西内は「トンプソンとはスピードの違いを感じた。ただ、そのようなトップ選手とレースを展開できたことは、嬉しくも思うし非常に勉強にもなった」と次を期待させるコメントを残した。
【女子】中西真知子、北海道の地に名を残す歴史的優勝!
男子に続き行われた女子のレース。スイムをトップでフィニッシュしたのはジュニアの中島千恵(都立第五商業高校)。遅れること約15秒でフィニッシュした中西、さらに下村と続きバイクへ。バイクに入ると中西得意のレース展開となった。トランジションで中島を抜きトップに立つと、一時後続集団との差を詰められる場面があったものの、ランに入っても安定した走りをみせ、2時間7分14秒で優勝した。優勝した中西は、スイムでは遅れてしまったが、他は独走できたので非常に満足しています。イメージ通りのレースをした結果が優勝で、とても嬉しいです」と喜びのコメントを残した。
また、ランの最終周で大松を抜いたフィリオルが2時間8分39秒で2位に入り、最後にフィリオルに抜かれ3位になった大松は「気づいた時には抜かれてました。詰めが甘かったです」と悔やんでいた。
男子リザルト
順位 | レース | 氏 名 | 年 齢 | タイム | 所 属 |
1 | 28 | サイモン・トンプソン | 23 | 1時間50分35秒 | AUS |
2 | 27 | シェーン・リード | 28 | 1時間51分23秒 | NZL |
3 | 1 | 西内 洋行 | 25 | 1時間52分04秒 | チームテイケイ |
4 | 26 | セバスチャン・ラフラム | 29 | 1時間52分55秒 | CAN |
5 | 25 | ホセ・バルバニー | 31 | 1時間53分51秒 | ESP |
6 | 14 | 須藤 和男 | 28 | 1時間53分57秒 | 日本食研 |
7 | 29 | ブレント・フォスター | 34 | 1時間54分09秒 | NZL |
8 | 4 | 益田 大貴 | 22 | 1時間54分20秒 | NITTOH TEAM KEN'S A&A |
9 | 7 | 永留 誠 | 26 | 1時間54分34秒 | 神奈川県連合 |
10 | 20 | 高浜 邦晃 | 22 | 1時間54分47秒 | 福岡県連合 |
11 | 6 | 菊地 次郎 | 26 | 1時間54分55秒 | 山形大学 |
12 | 2 | 竹内 鉄平 | 24 | 1時間56分04秒 | アラコ |
13 | 13 | 仁井 晶一 | 28 | 1時間56分43秒 | 日本食研 |
14 | 3 | 山本 良介 | 22 | 1時間57分47秒 | 京都府協会 |
15 | 12 | 児玉 誠治 | 21 | 1時間58分07秒 | 流通科学大学 |
女子リザルト
順位 | レース | 氏 名 | 年 齢 | タイム | 所 属 |
1 | 1 | 中西 真知子 | 24 | 2時間07分14秒 | NTT東日本 |
2 | 11 | ナターシャ・フィリオル | 31 | 2時間08分39秒 | CAN |
3 | 2 | 大松 沙央里 | 18 | 2時間08分59秒 | 日本女子体育大学 |
4 | 12 | ジェーン・カールゴティッシュ | 33 | 2時間10分20秒 | AUS |
5 | 5 | 土屋 磨実 | 23 | 2時間10分26秒 | TEAM MASA |
6 | 3 | 下村 真紀 | 26 | 2時間11分11秒 | チームテイケイ練習生 |
7 | 6 | 野中 美佐 | 23 | 2時間12分02秒 | チーム・スペシャライズド |
8 | 4 | 井上 由佳子 | 27 | 2時間15分21秒 | 岡三証券 |
9 | 9 | 薄 愛美 | 18 | 2時間20分53秒 | 神奈川総合高校 |
10 | 8 | 緒方 さり | 16 | 2時間21分58秒 | 日大三島高校 |
11 | 10 | 中島 千恵 | 16 | 2時間26分12秒 | 都立第五商業高校 |
12 | 7 | 沢田 愛里 | 21 | 2時間27分11秒 | 藤女子大学 |
【JTUジャパンランキング】
男子QF係数:1.61
順位 | 獲得ポイント | 氏名 | 所属 |
1 | 427 | 西内 洋行 | チームテイケイ |
2 | 352 | 山本 淳一 | シャクリー・稲毛ITC |
3 | 314 | 竹内 鉄平 | アラコ |
4 | 222 | 益田 大貴 | NITTOH TEAM KEN'S A&A |
5 | 164 | 山本 良介 | 京都府協会 |
6 | 137 | 小原 工 | チームテイケイ |
7 | 133 | 田山 寛豪 | 流通経済大学 |
8 | 129 | 須藤 和男 | 日本食研 |
9 | 127 | 平野 司 | 東豊中高校 |
10 | 107 | 永留 誠 | 神奈川連合 |
11 | 99 | 菊池 次郎 | 山形大学 |
12 | 97 | 斎藤 大輝 | アラコ |
13 | 89 | 狩野 智彦 | 渋川高校 |
14 | 86 | 朝川 洋明 | 新潟県連合 |
15 | 64 | 高浜 邦晃 | 福岡県連合 |
16 | 24 | 仁井 晶一 | 日本食研 |
17 | 17 | 中込 英夫 | 二デック |
18 | 8 | 児玉 誠治 | 流通科学大学 |
女子QF係数:1.53
順位 | 獲得ポイント | 氏名 | 所属 |
1 | 516 | 中西 真知子 | NTT東日本 |
2 | 318 | 大松 沙央里 | 日本女子体育大学 |
3 | 202 | 枇杷田 深雪 | 二デック |
4 | 180 | 庭田 清美 | アシックス |
5 | 165 | 下村 真紀 | チームテイケイ練習生 |
6 | 159 | 中川 絵理 | 愛知県協会 |
7 | 157 | 関根 明子 | NTT東日本・NTT西日本 |
8 | 134 | 須藤 雪絵 | チームテイケイ |
9 | 100 | 土屋 磨実 | TEAM MASA |
10 | 71 | 井上 由佳子 | 岡三証券 |
11 | 67 | 吉川 咲 | 稲毛ITC |
12 | 61 | 野中 美佐 | チームスペシャライズド |
13 | 31 | 薄 愛美 | 県立神奈川総合高校 |
14 | 23 | 緒方 さり | 日大三島高校 |
15 | 17 | 宮崎 康子 | TEAM KEN'S A&A |
16 | 15 | 中島 千恵 | 都立第五商業高校 |
17 | 8 | 沢田 愛里 | 藤女子大学 |
〔気象状況〕 10時30分現在
天気:晴れ 気温:20.0℃ 水温:19.1℃ 風向・風速:西北・1m
参加選手39名(男27名・女子12名)
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