レース速報
2000年8月27日 報道関係各位 〔速 報〕2000第3回日本スプリントトライアスロン選手権 第13回瀬戸大橋さぬき広島トライアスロン大会 競技距離 スプリント選手権:30.75km(スイム0.75km/バイク25km/ラン5km) 一般の部:51.5km(スイム1.5km/バイク40km/ラン10km) ハーフの部:25.8km(スイム0.8km/バイク20km/ラン5km) 開 催 日 2000年(平成12年)8月27日(日) 開 催 地 香川県丸亀市広島町特設会場 主 催 広島町まちおこし実行委員会、(社)日本トライアスロン連合(JTU) 女子は大松が初優勝、男子は山本が2連覇 7月27日(日)、第3回スプリントトライアスロン選手権が、香川県丸亀市広島町の特設コースで開催された。 男子は、スイムから積極的なレースをした山本淳一(26/チームNTT東日本)がバイクから独走。ランでもほかの選手を寄せ付けず、1時間9分52秒のタイムで優勝、スプリント選手権2連覇飾った。女子は、スイムで出遅れた大松沙央里(18/日本女子体育大学)がバイクでトップを奪い、ランで追う中川絵理(19/愛知県協会)を振り切って、1時間17分23秒で初優勝した。 また同時開催の第13回瀬戸大橋さぬき広島トライアスロン大会は、一般の部女子は森貴子(28/香川県協会)が2時間34分34秒で、男子は濱野隆弘(32/香川県協会)が2時間7分13秒で、ハーフの部女子は大柿智子(23/徳島県協会)が1時間25分28秒で、男子は細田雄一(15/徳島県協会)が1時間13分51秒で優勝した。 ●山本がカムバックを2連覇で飾る 午前9時00分、気温30度にせまる気候のなか、男子がスタート。水温27.3度であったため、ウエットスーツ着用不可で、競技は開始された。 375m、2周回のスイムの序盤から先行したのは平野司(17/東豊中高校)。9分30秒で水から上がると、斉藤大輝(25/アラコ)、山本、がそれに続いた。 アップダウンの激しい2周回25kmのバイクに入ると序盤で斉藤が脱落。山本が順調に逃げるが下りで落車し、平野に追いつかれた。その後平野がチェーン切れで後退。山本がトップでバイクを終えた。 3周回のランでは、山本がアドバンテージを守りきり、昨年のスプリント選手権東京港大会に続いて2連覇を飾った。2位は1時間10分41秒でジュニアの狩野智彦(16/県立渋川高校)が、3位には1時間11分4秒で竹内鉄平(23/アラコ)が入った。 優勝の山本は、「オリンピック選手選考にもれ、トライアスロンをやめようかと思ったが、またトップを目指して練習を再開した。そのカムバックのレースに勝ててうれしい」と喜びを表した。 ●大松が思いきりのいいレースで初優勝 9時50分のスタートとなった女子は、中島千恵(17/都立第五工業高校)が10分4秒でトップフィニッシュ。3秒後に下村真紀(25/チームテイケイ練習生)が追い、その後15秒遅れて朝倉悠加(18/女子美術短期大学)、名取仁美(17/山梨学院大学附属高校)長岡千絵(20/千葉県連合)ら若手アスリートが続いた。 バイクでは、スイムで先行した選手を追う大松、中川、櫻井博江(30/チームテイケイ)らが2周目に先頭集団を形成した。 ランに入ると、トランジションで手間取った中川を大松がパス。徐々に差を広げ、1時間17分23秒で初優勝した。2位には24秒遅れて中川が入り、3位にはランで追い上げた枇杷田深雪(21/ニデック)が1時間18分11秒のタイムでフィニッシュした。 大松は、「スプリントなので、最初から思い切り行くしかないと思って戦った。枇杷田選手の追い上げが怖かったが、5kmなので逃げ切れた」とほっとした表情で語った。 ●リザルト
レース当日の模様
選手権の部 ・出場選手数29名(女子13名、男子16名) ・完走選手数28名(女子12名、男子16名) ・天候:晴れ 気温:28.5℃ 水温:27.3℃ 湿度:64% (7:00am現在) 〔問合せ先〕 社団法人日本トライアスロン連合 〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-9-10 青山キングビル3F 03-5469-5401戟@ Fax 03-5469-5403 |