【JTUメールマガジンニュース第5号(2002年12月18日号)―テスト版】
【JTUメールマガジンVOL5(テスト版)】
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
高円宮憲仁さまご逝去に際し
突然の訃報に誠に痛惜の思いに堪えません。国内トライアスロン関係者と共
に、謹んで心から哀悼の意を表するものです。
歴史の浅いスポーツであるトライアスロンに格別のご理解をいただき、沖縄
県石垣島や愛知県蒲郡市での協議会にも何度もご臨席を賜り、選手や地域の
方々とも親しくご交流をくださるなど、トライアスロンに対しご支援を賜りま
した。国内外のトライアスロン関係者一同ひとしくお人柄に深く敬慕の念をさ
さげてまいりました。
数々のご功績に敬意を表すとともに、安らかなるご永眠を心よりお祈り申し
あげます。
平成14年11月22日
社団法人 日本トライアスロン連合
会長 猪谷 千春
2003年(平成15年)度主催・共催大会
開催日程のお知らせ(2002.12.17現在)
2003年度(社)日本トライアスロン連合主要大会の開催日程
1. JTU主催大会
・ 4月13日 ITUトライアスロン・ワールドカップ石垣島大会※ (沖縄)
・ 5月18日 アイアンマンジャパン・トライアスロン五島長崎 (長崎)
・ 6月15日 ITUトライアスロン・ワールドカップ蒲郡※ (愛知)
・ 6月 中旬 第3回日本デュアスロン選手権若挟路大会 (福井)
・ 6月29日 第3回全日本男子エイジグループ選手権天草大会/ITUインター※ (熊本)
・ 6月〜8月 ITUインターナショナルイベント和歌山※ (和歌山)
・ 7月5・6日 第14回/第16回国営昭和記念トライアスロン大会 (東京)
・ 7月 6日 ASTCアジアカップ七ヶ浜/ITUインターナショナルイベント※ (宮城)
・ 7月〜8月 ITUインターナショナルイベント北海道※ (北海道)
・ 7月20日 ひわさうみがめトライアスロン (徳島)
・ 8月 3日 第5回日本ジュニアトライアスロン選手権長良川大会 (岐阜)
・ 9月 7日 第7回日本ロングディスタンストライアスロン選手権佐渡大会 (新潟)
・ 9月 上旬 2002トライアスロン全国高校生大会(第5回) (東京)
・10月 5日 第6回日本スプリントトライアスロン選手権村上大会/ITUインター※ (新潟)
・10月 上旬 ITUトライアスロン・ワールドカップ幕張大会※ (千葉)
・10月19日 第5回全日本女子エイジグループトライアスロン選手権奄美大会 (鹿児島)
・10月26日 第9回日本トライアスロン選手権東京港大会/ITUインター※ (東京)
・2004年3月 第6回日本ウインタートライアスロン選手権トマム大会 (北海道)
2. ITU・ASTC関連大会
・ 5月11日 ITU世界ロングディスタンストライアスロン選手権 (スペイン)
・ 8月31日 ITU世界デュアスロン選手権 (スイス)
・10月18・19日 ASTCアジアトライアスロン選手権※ (インド)
・12月6・7日 ITU世界トライアスロン選手権※ (ニュージーランド)
※印は、「トライアスロン競技アテネオリンピック出場資格ワールドポイントランキング獲得対象大会
2003 ITUトライアスロン・ワールドカップ
大会スケジュール (2002.10.29現在、一部予定)
4月 13日 (日) 石垣島/沖縄
4月 26日 (土) セント・アンソニーズ/アメリカ
6月 15日 (日) 蒲郡/愛知
6月 22日 (日) 釜山/韓国
6月 28日 (土) 北京/中国
7月 7日 (月) マサトラン/メキシコ
7月 13日 (日) エドモントン/カナダ
7月 27日 (日) コーナーブルック/カナダ
8月 3日 (日) ティサウィバローシュ/ハンガリー
8月 10日 (日) マンチェスター/イギリス
9月 6日 (土) ローザンヌ/スイス
9月 14日 (日) ニース/フランス
9月 20日 (土) マドリード/スペイン
10月 12日 (日) マデイラ/ポルトガル
10月 26日 (日) リオ/ブラジル
11月 2日 (日) カンクン/メキシコ
11月 16日 (日) ホノルル/アメリカ
11月 23日 (日) ジーロング/オーストラリア
12月 6日 (土) 7日(日) ITUトライアスロン世界選手権
クイーンズタウン/ニュージーランド
幕張大会テレビ視聴率
10月12日(土)16:00から、2002NTTトライアスロンジャパンカップ幕張大
会の模様がテレビ東京系で放映され、視聴率は平均3%を獲得。さらに、最高視
聴率は男子のフィニッシュシーンで、約5%となった。
オーシャンマン・レースで福井選手優勝!
去る9月29日(日)、江ノ島で250名の参加者のもと、スイムとランで競わ
れる「オーシャンマン・レース」(JTU後援)が開催され、福井英郎(シャクリ
ー・稲毛ITC)が見事総合優勝を果たした。
佐藤事務局員オーストラリア報告
オーストラリアで研修中の佐藤吉朗JTU事務局員から、研修レポートが届い
た。9月20日(金)現在、ゴールドコースト、サウスポートで、現ナショナル
アシスタントコーチ主宰のトレーニングセッションの視察、およびスポーツ施
設の調査を行っている。トレーニングセッションは、エイジグループの選手も
エリート選手と一緒に行われ、幅広い競技レベルの選手層が集まっているとの
こと。コーチはレベルに応じた複数のメニューを同時進行ですすめ、計時や安
全管理などにも行き届いたトレーニングが精力的に行われているようだ。また、
11月にはトライアスロン世界選手権に合わせてメキシコ・カンクンへ出張、視
察を行った。
2003年度JTU強化指定選手認定記録会開催(埼玉)
本年度より、加盟団体への委託事業となった標記記録会が、12月1日(日)、
早稲田大学所沢キャンパス(西武池袋線小手指駅からバス)にて開催された。
北陸ブロックJTU強化指定選手認定記録会開催(新潟)
2003年3月、新潟市で北陸ブロックJTU強化指定選手認定記録会が開催され
る予定。
※詳細は、決まり次第本誌で知らせる。
九州・沖縄ブロックJTU強化指定選手認定記録会開催(新潟)
2003年3月9日(日)、熊本県民総合運動公園で九州・沖縄ブロックJTU強化
指定選手認定記録会が開催される。
近畿ブロックJTU強化指定選手認定記録会開催(兵庫)
2003年3月16日(日)、近畿ブロックJTU強化指定選手認定記録会が尼崎市
立記念公園陸上競技場、尼崎市立屋内プール(サンシビック尼崎内)で行われ
る。
中島徳治熊本県トライアスロン連合会長が『老い超す力』を出版(熊本)
熊本県トライアスロン連合の中島徳治会長が『老い超す力』(熊日新聞社)を
出版した。運動不足と酒好きから胃ガン、高血圧、糖尿病、アルコール性肝障
害など、さまざまな生活習慣病に悩まされてきた中島会長。しかし現在は病気
を克服し、72歳のいまもなお現役選手として活躍する。この本には、そんな中
島会長の「元気の素」がまとめられている。
JTUコーチングシンポジウム開催(東京)
11月16日(土)、17日(日)の両日、日本体育大学深沢校舎にて、2004年、
2008年のオリンピックに向けた選手の育成を課題とし、指導者の資質向上を図
る標記シンポジウムが開催された。特別講演には、NPO法人ニッポンランナーズ
の金哲彦氏、筑波大学水泳部ヘッドコーチの萬久博敏氏を向かえ、またJTU強
化委員・指導者養成委員ら8名による講演も行われた。
小学生向けトライアスロン普及キット配布中!
かねてより「五万人計画」の一環として制作していた小学生向け普及キット
が完成し、全国各地の小学校、および教育機関への配布を開始した。これで小・
中学生向けの両方が完成した。
なお、このテキストおよびビデオは、競輪公益資金により、「(財)車両競技
公益資金記念財団」の助成金で制作された。
第6回JOAコロキウム開催(東京)
11月27日(水)、JTU事務局会議室にて、第6回JOAコロキウム「公式五輪
記録映画から学ぶオリンピック」が開催された。
全国スポーツ指導者連絡会議開催(東京)
12月13日(金)、平成14年度第2回全国スポーツ指導者連絡会議が、都内の
岸記念体育会館で行われ、山倉和彦指導者養成委員長が出席した。
JTU公認初級・中級指導者養成講習会のお知らせ(東京)
第1回2003年JTU公認初級指導者養成講習会、第1回2003年JTU公認中級
指導者養成講習会をそれぞれ下記の日程で開催する。
第1回2003年JTU公認初級指導者養成講習会
日程:2003年2月8日(土)、9日(日)
場所:千葉県長生郡日本エアロビクスセンター
内容:指導者の心得、スイム・バイク・ランの指導法など
定員:40名程度
第1回2003年JTU公認中級指導者養成講習会
日程:2003年2月8日(土) 11日(火)
場所:千葉県長生郡日本エアロビクスセンター
内容:対象に応じた指導内容と指導技術、指導実習など
定員:40名程度 ※詳細は各加盟団体まで。
「瀬戸内トライアスロンクラブ」設立15周年(広島)
広島鉄人会等とともに、中国ブロックトライアスロンを先導し続ける「瀬戸
内トライアスロンクラブ」が、今年で15周年を迎えた。11月10日(日)に開
催された記念セレモニーには、(社)日本トライアスロン連合を代表して、猪谷
千春会長より祝電を送った。
「ドラマDモード 夏の王様」再放送のお知らせ
2001年11月20日にNHK総合テレビで放送され好評だった、トライアスロン
(トライアスロンさぎしま大会:広島)が主役のドラマ「ドラマDモード 夏
の王様」が、12月5日(木)15:00から衛星第2テレビで再放送された。
「toto(トト)」から助成金
この度、スポーツ振興くじ「toto(トト)」が新たにスポンサーとなり、JTU
はスポーツ振興くじ助成金を受けることとなった。
平成14年度JTU第3回理事会開催
10月19日(土)、東京・港区のハートイン乃木坂にて、(社)日本トライアス
ロン連合第3回理事会が開催された。
会議では、9月に行われたよさこい高知国体「デュアスロン競技」、世界学生
選手権七尾湾岸大会の報告をはじめ、来年度に向けてのさらなる取り組み体制、
平成15年度主催共催大会、「五万人計画」についてなどが討議された。
次回理事会は、12月14日(土)13:00からの予定。
山口大会組織委員会解散総会(山口)
2001年8月に盛大に開催されたITUワールドカップ・山口きらら博大会の組
織委員会が、11月22日(金)、山口市で解散総会を開き、JTUより荒井憲二理
事長が出席した。
世界学生選手権七尾湾岸大会対策委員会解散
8月11日(日)に石川県七尾市で行われた「2002FISU世界学生トライアスロ
ン選手権七尾湾岸大会」の対策委員会(林博志委員長)は、10月19日(土)に
開催されたJTU理事会で解散が承認された。なお、大会組織委員会の解散総会
は12月17日(火)に行われる予定。
オリンピックフェスティバル2002開催
去る10月20日(日)、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場にて、標記フ
ェスティバルが開催され、オリンピアンらによる各種スポーツ教室が実施され
た。
生涯スポーツコンベンション2003開催のお知らせ(京都)
体力、健康づくりへの国民の関心の高まりを背景に、スポーツ需要が増大す
るなか、誰もが気軽に参加できる整備が求められている。
そこで、各種スポーツ関係団体の相互連携により、生涯スポーツ振興に関す
る諸問題、意見交換を行う場として、標記コンベンションが開催される。
日程 平成15年2月4日(火)、5日(水)
場所 国立京都国際会館 定員 約1000名
※詳細、参加希望者は各加盟団体まで。
(有)トライ・エージェンシー設立
JTUオフィシャルスポンサーのAIU保険(株)が提案する、トライアスロン公
認保険等の損害保険の代理店として、(株)マルチスポーツインターナショナル
の全額出資により、(有)トライ・エージェンシーが設立された。なお、代表取
締役として、JTUより中山正夫事務局長代理が派遣される。
第5回ウィンタートライアスロン選手権トマム大会開催(北海道)
2003年3月9日(日)、ラン/バイク/クロスカントリーで競われる標記大会
が今年も北海道で開催される。定員は下記の通り。多くの参加者を期待する。
定員 選手権部門:200名、一般部門:200名、ジュニア部門:200名
一般リレー部門:40チーム、ジュニアリレー部門40チーム
※詳細、お問い合わせはトマムウィンタートライアスロン事務局
(0167-58-1111)まで。
小原選手バイク展示セレモニー(大阪)
WOA(世界オリンピアン協会)は、昨年11月にアジア・オセアニア地域事務
所を大阪ドーム内に開設し、この度、ベレシュ所長の好意により大阪ドーム内
のスポーツギャラリーに小原工選手(チームテイケイ)のシドニー・オリンピ
ック使用バイクが展示されることになった。これに伴い、WOA事務所開設1周年
記念&小原選手のバイク引き渡しセレモニーが12月1日(日)、大阪市内で盛
大に行われ、JTUから渡邊仁理事が出席した。
2002ITUトライアスロン・ワールド
カップ・ニース大会
開催日 9月21日(土)
開催地 フランス・ニース
競技距離 51.5km(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)
女子
順位 氏名(所属) タイム
1 シーラ・タオルミナ(アメリカ) 2:02:04
2 カーラ・モレノ(ブラジル) 2:02:30
3 ミッシェル・ディロン(イギリス) 2:02:49
40 関根 明子(NTT東日本・NTT西日本) 2:09:03
50 忽那 静香(東京都連合) 2:19:18
男子
順位 氏名(所属) タイム
1 マイルス・スチュワート(オーストラリア) 1:48:57
2 フィリップ・オスパリー(チェコ) 1:49:01
3 ウラジミール・ポリカペンコ(ウクライナ) 1:49:13
56 西内 洋行(チームテイケイ) 1:58:55
2002 ITUロングディスタンストライアスロン世界選手権ニース大会
開催日 9月22日(日)
開催地 フランス・ニース
競技距離 51.5km(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)
女子
順位 氏名(所属) タイム
1 イネス・エステド(ドイツ) 7:06:43
2 キャサリン・スメット(ベルギー) 7:11:55
3 ビルジ・ベラサテギ(スペイン) 7:14:18
30 廣瀬 梨江(稲毛ITC) 8:30:21
男子
順位 氏名(所属) タイム
1 シリル・ヌブ(フランス) 6:19:45
2 トルビョ・シンドバル(デンマーク) 6:02:05
3 ルゲール・ビーケ(ベルギー) 6:22:52
38 西内 洋行(チームテイケイ) 6:57:33
DNF 松丸 真幸(茨城県協会)
2002 ITUトライアスロン・ワールドカップ・フンカル大会
開催日 10月13日(日)
開催地 ポルトガル・フンカル
競技距離 51.5km(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)
女子
順位 氏名(所属) タイム
1 アンドリュー・ウィルトコム(イギリス) 1:59:16
2 レンカ・ラドバ(チェコ) 1:59:34
3 マリアン・ラブランシェ(フランス) 1:59:43
男子
順位 氏名(所属) タイム
1 イワン・ラーニャ(スペイン) 1:46:11
2 マーク・ジェンキンス(イギリス) 1:46:14
3 ジョーズ・マーチャン(スペイン) 1:46:18
2002ITUデュアスロン世界選手権アルファレタ大会
開催日 10月19日(土)
開催地 アメリカ・アルファレタ
競技距離 55km(スイム10km、バイク40km、スイム5km)
女子
順位 氏名(所属) タイム
1 コリン・ラウクス(フランス) 1:57:36
2 エリカ・ソモル(ハンガリー) 1:57:50
3 エドウィッジ・ピテル(フランス) 1:58:02
18 松本 晴美(岡山県協会) 2:10:08
DNF 井上 望(栃木県協会)
男子
順位 氏名(所属) タイム
1 ティモシー・ドン(イギリス) 1:45:28
2 グレッグ・ベネット(オーストラリア) 1:45:29
3 ルカ・バルザージ(イタリア) 1:45:34
36 高橋 泰夫(岡山県協会) 1:52:32
44 井原 信介(滋賀県協会) 2:00:18
DNF 長谷 亮(沖縄県連合)
DNF 山本 真二(東北大学)
DNF 田村 毅(栃木県協会)
2002NTTトライアスロンジャパンカップ第7戦
第8回日本トライアスロン選手権東京港大会
2002ジャパンカップ・シリーズチャンピオンシップ大会速報
※詳細は次号
開催日 10月27日(日)
開催地 東京・お台場
競技距離 51.5km(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)
女子
順位 氏名(所属) タイム
1 ミケリー・ジョーンズ(オーストラリア) 2:05:09
2 中西真知子(NTT東日本) 2:05:47
3 庭田 清美(アシックス・ザバス) 2:06:43
4 メリッサ・アシュトン(オーストラリア) 2:07:02
5 スージー・ガルッチ(アメリカ) 2:07:15
6 松本 夏季(藤村女子高校) 2:07:38
男子
順位 氏名(所属) タイム
1 カートニー・アトキンソン(オーストラリア) 1:50:39
2 ブラッド・カールフェルト(オーストラリア) 1:50:46
3 福井 英郎(シャクリー・稲毛ITC) 1:51:44
4 田山 寛豪(流通経済大学) 1:51:55
5 ブレント・マクマホン(カナダ) 1:52:00
6 ピーター・ロバートソン(オーストラリア) 1:52:23
第4回全日本女子エイジグループトライアスロン選手権
第13回奄美レディストライアスロン大会
※詳細は次号
開催日 11月10日(日)
開催地 鹿児島県奄美大島
競技距離 51.5km(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)
15-19歳の部
順位 レースNo. 氏名 年齢 タイム 所属
1 3 平山 千尋 18 2:31:37 沖縄県連合
2 1 中山恵梨奈 18 2:33:48 大阪府協会
3 2 鬼頭 萌 18 2:57:31 千葉県連合
20-24歳の部
順位 レースNo. 氏名 年齢 タイム 所属
1 5 細川 美穂 20 2:29:16 千葉県連合
2 14 大古場美乙 22 2:31:43 千葉県連合
3 11 大友 康子 21 2:31:56 埼玉県連合
25-29歳の部
順位 レースNo. 氏名 年齢 タイム 所属
1 30 新倉 薫 28 2:23:57 東京都連合
2 29 平松 智子 28 2:26:39 愛知県協会
3 22 重岡奈央子 27 2:29:22 福岡県連合
30-34歳の部
順位 レースNo. 氏名 年齢 タイム 所属
1 36 蓑田 博子 30 2:21:27 東京都連合
2 48 渡守 俊子 34 2:29:52 京都府協会
3 37 岩瀬 加奈 30 2:34:05 大阪府協会
35-39歳の部
順位 レースNo. 氏名 年齢 タイム 所属
1 59 今井 良子 39 2:23:22 京都府協会
2 57 大西 敦子 38 2:34:47 滋賀県協会
3 58 丸岡三千代 39 2:36:01 兵庫県協会
40-44歳の部
順位 レースNo. 氏名 年齢 タイム 所属
1 62 永田はるよ 40 2:35:54 沖縄県連合
2 71 笠松 邦子 42 2:37:28 東京都連合
3 63 中川 知子 40 2:37:43 福岡県連合
45-49歳の部
順位 レースNo. 氏名 年齢 タイム 所属
1 79 山中やす子 48 2:45:46 茨城県協会
2 76 大内 和枝 45 2:48:00 島根県協会
3 80 大石 孝子 49 3:10:31 静岡県協会
50-54歳の部
順位 レースNo. 氏名 年齢 タイム 所属
1 91 大坪知恵子 53 2:58:25 佐賀県協会
2 89 大森 康子 53 3:01:14 大阪府協会
3 85 成田 都子 50 3:01:46 北海道連合
55-59歳の部
順位 レースNo. 氏名 年齢 タイム 所属
1 94 田村 絹子 55 2:58:12 岡山県協会
2 95 三田 伸子 55 3:01:39 広島県協会
3 96 神園 英子 56 3:19:35 鹿児島県協会
60歳以上の部
順位 レースNo. 氏名 年齢 タイム 所属
1 101 和田喜美枝 61 3:25:21 静岡県協会
2 102 近藤 洋子 61 3:35:04 愛知県協会
3 103 中條 孝子 64 3:49:22 大阪府協会
オープンの部
順位 レースNo. 氏名 年齢 タイム 所属
1 244 川 美和乃 15 2:33:22 沖縄県連合
2 243 小田 智子 36 2:36:14 東京都連合
3 240 星野 牧子 37 2:41:24 新潟県連合
特別の部
順位 レースNo. 氏名 年齢 タイム 所属
1 301 杉本 江梨 22 2:16:19 順天堂大学
2 304 今泉奈緒美 19 2:22:52 神奈川県連合
3 302 東 千歳 23 2:39:47 大阪府協会
リレーの部
順位 チーム名 タイム
1 みかん(瀬川かおり、里見めぐみ、稲葉麻記) 2:39:07
2 Wa Wa Wa (渡辺陽子、渡辺真由子、渡辺英恵) 2:41:13
3 GO! GO! アイちゃんズ(泉麻生、竹崎清子、立山恵子)
2:43:21
チーム対抗の部
順位 チーム名 タイム
1 花より団子(今井良子、永田はるよ、小峰圭子) 7:39:08
2 HTCピーカン娘(重岡奈央子、中川知子、森田豊美) 7:46:29
3 ばしゃ山三人娘(大西敦子、岩瀬加奈、森本奈々) 7:51:41
・出場選手数194名(内リレー14チーム・42名)
・完走選手数191名(内リレー14チーム・42名)
2002ITUアクアスロン世界選手権カンクン大会
※詳細は次号
開催日 11月6日(水)
開催地 メキシコ・カンクン
競技距離 6km(第1ラン2.5km、スイム1km、第2ラン2.5km)
女子
順位 氏名(所属) タイム
1 サンドラ・ソルダン(ブラジル) 00:33:12
2 ジル・サベージ(カナダ) 00:33:23
3 レンカ・ラドバ(チェコ) 00:34:07
男子
順位 氏名(所属) タイム
1 クリス・ゲメル(ニュージーランド) 00:29:35
2 アンドリュー・グルシェンコ(ウクライナ) 00:29:36
3 フィリップ・オスパリー(チェコ) 00:29:54
2002JTUジャパンカップランキング
(10/27日本選手権東京港大会終了時点)
女子
順位 氏名 所属 石垣島 蒲郡 七ヶ浜 北海道 和歌山 幕張 東京港
合計
QF2.00 QF2.00 QF1.24 QF1.65 QF1.47 QF1.65
QF1.83
1 中西真知子 NTT東日本 200 160 165
165 229 759
2 庭田 清美 アシックス・ザバス 120 200
132 82 183 635
3 関根 明子 NTT東日本・NTT西日本 160 100 124
147 531
4 下村 真紀 チームテイケイ練習生 40 80 99
99 118 33 46 396
5 忽那 静香 東京都連合 120 66
7 132 12 330
6 枇杷田深雪 ニデック 80 30 50 33
29 66 92 288
7 中川 絵理 グリーンタワー・稲毛ITC 60 40
37 8 22 49 115 264
8 井上由佳子 岡三証券 100 60 17
15 24 11 201
9 秋月 里沙 東京女子体育大学 20 20 6
83 74 16 197
10 志垣めぐみ 宮崎県連合
88 99 187
11 大松沙央里 日本女子体育大学 30 62
25 59 176
12 松本 夏季 藤村女子高校
137 137
13 高木 美里 筑波大学 25
70 95
14 宇田川智代 早稲田大学 74
9 83
15 楠 里紗 都立山崎高校
44 8 52
16 名取 仁美 山梨学院大学 50
50
17 高橋 梨香 大東文化大学 12
35 47
18 八代 純子 日本体育大学 19
24 43
19 朝倉 悠加 女子美術大学 10
10
20 大河内智未 日本体育大学 10
10
21 野中 美佐 鹿屋体育大学大学院
5 5
22 斉藤 磨実 TEAM MASA
4 4
23 杉本 江梨 順天堂大学
2 2
男子
順位 氏名 所属 石垣島 蒲郡 七ヶ浜 北海道 和歌山 幕張 東京港
合計
QF1.95 QF2.00 QF1.95 QF2.00 QF1.58 QF1.65
QF1.83
1 西内 洋行 チームテイケイ 195 40 195 200
158 33 137 748
2 福井 英郎 シャクリー・稲毛ITC 78 160 29
20 132 229 599
3 小原 工 チームテイケイ 156 200 117 80
82 115 588
4 田山 寛豪 流通経済大学 28
63 165 183 439
5 山本 淳一 シャクリー・稲毛ITC 97 120 156
60 433
6 竹内 鉄平 アラコ 117 100 98 100 32
49 70 415
7 山本 良介 湘南ベルマーレ 10 30 20 120
99 92 341
8 平野 司 関西大学 39 80 160
8 4 287
9 高濱 邦晃 日本食研 78
79 35 192
10 益田 大貴 NITTOH TEAM KEN'S A&A
10 126 46 182
11 斎藤 大輝 アラコ 59 20 40
24 24 147
12 中込 英夫 ニデック 39
16 66 121
13 須藤 和男 日本食研
95 7 102
14 朝川 洋明 村上塾 10 59
69
15 吉越 慎吾 アラコ 60
60
16 永留 誠 神奈川県連合 30
24 2 56
17 仁井 昌一 日本食研
47 47
18 富川 理充 NITTOH TEAM KEN'S A&A 20
20
19 河原 勇人 NITTOH TEAM KEN'S A&A
11 11
20 児玉 誠治 日本食研 10
10
21 菊地 次郎 山形大学
9 9
22 疋田 浩気 静岡県協会
5 5
※5大会以上でポイントを獲得した場合、上位4大会の合計にて集計
(斜体ポイントはランキング対象外)。
ITUトライアスロンワールドランキング(2002年度最終版)
女子
順位 氏名 国籍・所属 ポイント
1 シリ・リンドリー アメリカ 6112
2 バーバラ・リンクイスト アメリカ 5778
3 ロレッタ・ハロップ オーストラリア 4806
4 ミケリー・ジョーンズ オーストラリア 4651
5 キャサリン・スメット ベルギー 4552
6 ニコル・ハケット オーストラリア 4425
7 レアンダ・ケーブ イギリス 4053
8 ローラ・レバック アメリカ 3983
9 ジル・サベージ カナダ 3934
10 シーラ・タオルミナ アメリカ 3865
17 中西真知子 NTT東日本 3112
32 関根 明子 NTT東日本・NTT西日本 2044
40 枇杷田深雪 ニデック 1691
43 庭田 清美 アシックス・ザバス 1616
49 大松沙央里 日本女子体育大学 1452
71 下村 真紀 チームテイケイ練習生 1011
80 中川 絵理 グリーンタワー・稲毛ITC 956
96 忽那 静香 東京都連合 728
101 井上由佳子 岡三証券 712
105 志垣めぐみ 宮崎県連合 677
137 大内はるな 長野県協会 452
169 秋月 里沙 東京女子体育大学 287
188 高木 美里 筑波大学 221
190 斉藤 磨実 TEAM MASA 217
205 朝倉 悠加 女子美術大学 180
208 上田 藍 K's-Y・稲毛JTC 175
215 宇田川智代 早稲田大学 158
222 宮崎 康子 NITTOH TEAM KEN'S A&A 147
226 松本 夏季 藤村女子高校 144
233 野中 美佐 鹿屋体育大学大学院 130
245 名取 仁美 山梨学院大学 118
245 楠 里紗 都立山崎高校 118
255 八代 純子 日本体育大学 107
260 松本 華奈 島根県協会 99
265 大河原浩美 愛知県協会 94
279 吉川 咲 K's-Y・稲毛ITC 75
295 大河内智未 日本体育大学 58
300 東 千歳 大阪府協会 56
303 北野 慶 ニデック 54
307 櫻井 博江 アディダス 47
319 平中 知子 東京都連合 26
328 廣瀬 梨江 稲毛ITC 15
349 林 百恵 NITTOH TEAM KEN'S A&A 6
男子
順位 氏名 国籍・所属 ポイント
1 グレッグ・ベネット オーストラリア 5069
2 イワン・ラーニャ スペイン 4699
3 アンドリュー・ジョーンズ イギリス 4583
4 クリス・ヒル オーストラリア 4557
5 ピーター・ロバートソン オーストラリア 4193
6 マーチン・クルナベック チェコ 4059
7 ハミッシュ・カーター ニュージーランド 3961
8 ビーバン・ドシャーティ ニュージーランド 3839
9 ドミトリー・ガーグ カザフスタン 3800
10 ウラジミール・ポリカペンコ ウクライナ 3746
41 西内 洋行 チームテイケイ 1894
59 小原 工 チームテイケイ 1360
63 竹内 鉄平 アラコ 1330
78 山本 良介 湘南ベルマーレ 1109
82 山本 淳一 シャクリー・稲毛ITC 1021
94 田山 寛豪 流通経済大学 874
95 福井 英郎 シャクリー・稲毛ITC 848
134 平野 司 関西大学 457
139 高濱 邦晃 日本食研 437
158 益田 大貴 NITTOH TEAM KEN'S A&A 360
166 斎藤 大輝 アラコ 326
186 中込 英夫 ニデック 273
201 須藤 和男 日本食研 239
220 永留 誠 神奈川県連合 207
261 仁井 昌一 日本食研 143
294 菊地 次郎 山形大学 107
316 吉越 慎吾 アラコ 79
327 安藤 健太 NITTOH TEAM KEN'S A&A 73
334 朝川 洋明 村上塾 68
349 鈴木 隼人 東京都連合 60
371 山本 祐樹 シャクリー・稲毛ITC 50
396 小野 智治 チームテイケイ 16
416 永田 成也 鹿児島県協会 4
2002ITUトライアスロン世界選手権カンクン大会
※詳細は次号
開催日 11月10日(日)
開催地 メキシコ・カンクン
競技距離 51.5km(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)
女子
順位 氏名(所属) タイム
1 レアンダ・ケーブ(イギリス) 2:01:31
2 バーバラ・リンクイスト(アメリカ) 2:01:41
3 ミシェル・ディロン(イギリス) 2:02:11
16 中西真知子(NTT東日本) 2:04:30
33 庭田 清美(アシックス・ザバス) 2:08:51
40 忽那 静香(東京都連合) 2:10:53
41 枇杷田深雪(ニデック) 2:11:11
42 下村 真紀(チームテイケイ練習生) 2:12:05
47 大松沙央里(日本女子体育大学) 2:15:48
男子
順位 氏名(所属) タイム
1 イワン・ラーニャ(スペイン) 1:50:41
2 ピーター・ロバートソン(オーストラリア) 1:51:07
3 アンドリュー・ジョーンズ(イギリス) 1:51:17
29 小原 工(チームテイケイ) 1:54:19
34 西内 洋行(チームテイケイ) 1:55:13
45 竹内 鉄平(アラコ) 1:56:40
DNF 福井 英郎(シャクリー・稲毛ITC)
DNF 山本 淳一(シャクリー・稲毛ITC)
北海道ブロックから
●北海道ブロック大会主催者会議開催
去る11月30日(土)、札幌市で標記会議が開催され、JTUより荒井憲二理事
長、青野朋之理事が出席した。
●クロスカントリースキー講習会のお知らせ
冬季のトレーニングに欠かせないクロスカントリースキーの講習会が、下記
の2会場で開催される。当日は、レベル別にスケーティング走法の指導が行わ
れる予定。
平成15年1月12日(日) 札幌市白旗山距離競技場
平成15年1月13日(祝) 旭川市富沢クロカンスキーコース
※詳細は、北海道トライアスロン連合選手強化委員会(01632-2-2235 担当:
青野)まで。
東北ブロックから
●東北ブロック会議開催
12月1日(日)、福島市で東北ブロック会議が開催され、JTUから大塚眞一郎
事務局長が出席した。
●平成15年度大会日程
第10回庄内デュアスロンin酒田大会、第18回日本海トライアスロンおしん
レースの開催日が下記の通り決定した。
第10回庄内デュアスロンin酒田大会 2003年5月11日(日)
第18回日本海トライアスロンおしんレース 2003年6月15日(日)
関東ブロックから
●関東ブロック会議開催
12月7日(土)、都内で関東ブロック会議が行われ、奈良島信泰JTU理事が出
席した。
四国ブロックから
●ブロック会開催のお知らせ
12月22日(日)松山・道後プリンスホテルで四国ブロック会、および、講演
会、忘年会を開催する。講演会には、日本食研所属のJTU強化指定選手、およ
びトレーニングコーチを招く。
●よさこい高知国体終了
2002年9月21日(土) 22日(日)にかけて高知県幡多郡佐賀町で「よさ
こい高知国民体育大会」デモンストレーション競技デュアスロン大会が行われ
た。
佐賀町では、150名ほどの参加者でアクアスロンの全国大会を毎年行っている
が、佐賀町が高知国体で、アクアスロン(当時はデュアスロン)を行いたいと
希望してくれたのは、1995年のこと。1996年に国体担当が町役場内に誕生し、
1999年からは、国体検討委員会が佐賀町で活動をはじめた。
今回は、デモンストレーション競技として県内選手に限るという制約のある
大会だったが、ジュニアと市町村対抗を組み入れることにより、参加申込数も
188名と従来の大会(いごっそうアクアスロン大会)参加人数を超えることがで
きた。岡山県からは武智一幸審判長をはじめ7名、広島県からはマーシャル1
名とジュニア用ヘルメットの借用、愛媛県からは越智康技術代表はじめ8名、
徳島からは3名のマーシャルの応援をいただき、競技運営に対する選手、監督、
観客、住民からのクレームのまったくない大会を行うことができた。この火を
消さずに、正式競技になるまで今後の国体開催県競技団体やJTU国体対策委員
会を中心としたさらなる活動を期待する。国体の正式競技になれば、各県から
選手団を組織し、それぞれのカテゴリーに代表選手を送り込み、数日間に渡っ
てのトライアスロンの祭典とすることも可能であり、現在行われている、ワー
ルドカップや選手権にはないトライアスロン大会がつくれると確信する。※大
会結果はp13
幕張新都心トライアスロン大会、環境委員会調査報告
JTU環境委員会
JTUマガジン33号で、「にっぽん音吉トライアスロンin知多美浜大会」での
環境への取り組みが紹介された。この大会では、大会前日に選手も参加しての
ゴミ拾いを行い、それを通してより良い競技環境を競技者自らがつくると同時
に、地域の住民への感謝の気持ちを表す、という活動を行っていた。
そのなかで、音吉大会のゴミ発生量が2トン車2台分という状況が報告され
ていた。そこで、トライアスロン大会ではどのようなゴミがどれくらい発生し
ているのか、またそれを削減するにはどのような取り組みをすればよいのかと
いう視点で、10月6日(日)に行われた2002ITUトライアスロン・ワールドカ
ップ幕張大会・2002幕張新都心トライアスロン大会で環境委員会が調査を行っ
た。
幕張大会は、選手502名、実行委員など(ボランティア、来賓などを含む)
約520名の参加者数で、比較的大きな大会といえる。ここで、最終的にゴミと
して回収されると予想される資材を中心に、数量の把握を行った。
その結果、500mLペットボトル2640本、1.5Lと2Lのペットボトル872本、
紙コップ7000個、そして弁当(6日分のみ)1000個(ほかにゼリー飲料等)が
用意され、そのほとんどが使用後廃棄されている。
またほかにも競技説明資料、パンフレットなども最終的にゴミとなるかと思
われる。これにより、大会開催には大量の資材が消費されていた。
幕張大会では、以前は発生したゴミを実行委員が持ち帰って処分していたそ
うだが、最近は千葉マリンスタジアムの業者に委託している。
大会中のゴミの発生・処理状況については、ゴミ問題に対する意識の向上も
あり、会場にゴミが散乱している状況は見受けられないが、自販機周辺や公園
常設のゴミ箱に、未分別のゴミが捨てられていた。最終的にはこれらのゴミも、
実行委員の手により分別回収されていたが、参加者や観客が分別回収に協力す
る必要がある。
この結果をもとに、いかに削減(Reduce)、再生(Recycle)、再利用(Reuse)
をするか、JTUで検討していきたい。ゴミ問題だけが環境問題ではないが、自然
を相手に競技を行うトライアスリートが良い環境のなかでレースをするには、
選手一人ひとりが環境問題に関心を持つことが必要である。
「古代のギリシャ人とスポーツ」
茨城大学国枝研究室(プロジェクト研究より)
アテネの考古学博物館の2階にある壺は、直径が130cm、高さが100cmくらい
あります。この壺はジオメトリック手法によって描かれています。この大きな
壺がいったい何のためにつくられたのか これは、豪族の墓の墓標みたいなも
のです。ご覧になるとわかるのですが、手を挙げている人たちは嘆き悲しんで
いる人たちです。真んなかというかちょっと左側に座っている人たちがいて、
その上に台があって何かが横になっています。これが遺体です。つまり、死者
を悼んでいる人たちがここにいるわけです。これをまず念頭に置いてください。
絵の上の段と下の段とでは話が全然違います。上の段は葬式の場面で、下の
段はチャリオットレース、つまり戦車競技です。B.C.8世紀ごろの社会において
は豪族が死んだ場合、しばしばこういう競技が行われていました。その競技の
中心になっているのが戦車競技であるとすれば、ホメーロスが詩っているのは
むしろ、この時代の、つまり彼と同時代の社会で行われていたことの再現では
ないかとさえ思われるのです。
こういう壺が実際にたくさんあり、アクロポリスのすぐ下のところにアレオ
スパゴスという裁判の行われていた場所があります。その上にデメテールの神
域があって、その辺から最初は見つかっています。もっとあとでは、ケラメイ
コスと呼ばれている、アゴラの外側の地域からもこのような壺が出ています。
これは世界中の博物館にいろいろありますから、もしギリシャの展示でこのよ
うな壺をご覧になったら、実際にどんな絵が描かれているか、よく見てみてく
ださい。それで、この場面がまさに葬送競技の場面だと考えると、スポーツの
始まりというものはもともと軍事訓練にありますが、実はそれが一種の葬送競
技みたいなもののなかでエラボレイト(洗練)されてきた、そのような仮定が
考えられるのではないかと思います。
ちょうどこの時代のホメーロスの少しあと、ホメーロスの『オデュッセイア』
と同じころのギリシャ語で書かれた作品に、ヘシオドスのエルガ・カイ・ヘー
メライ(『仕事と日々』)という作品があります。この『仕事と日々』のなかで、
バシレウス「王」という言葉が何回か使われるのですが、これは地方の豪族ぐ
らいのものを指している言葉だと思われます。この作品のなかに(バシレウス
の)勝手な行動をヘシオドスが嘆いている部分があります。 そこでは、ゼウ
スが正義の女神、ディーケーに情報の収集をさせるわけです。この正義の女神
というのは悲しい女神で、人間が悪いことばかりしていると泣きながら巷をさ
まよい、最後に父親のゼウスのところに行って訴える、そういうような役割に
描かれています。このヘシオドスの生きていた時代の豪族、バシレウスという
のは、まさにこういうタイプの人間だったと思います。ちなみに、ヘシオドス
はボイオーティア、つまりデルボイから東のほうに約40kmほど行ったところ、
海岸線に近いところにテーベという街があります。だいたいその辺がボイオー
ティアです。ヘシオドスはデルボイから東のほうに行ったところにあったヘリ
コーンという山。そこにはムーサイの神域があり、ここでミューズの神から詩
をうたう技術を教わったと書いてあります。
いまのミュージアムという言葉は「ムーサイの館、ムーサイを祭る殿堂」と
いうところから出てきます。音楽のミュージックもそうです。ミューズ(ムー
サイ)というのはムーサの複数形ですが、ミューズという女神は9人います。9
人がそれぞれ、文学や芸術のいろいろな領域を支配することになっています。
そのミューズに特別な才能を与えられた人間、ないしはその指導を受けた人間
が、神によって語られたのが詩なんだというのがギリシャ人の認識です。です
から、プラトンはソクラテスの口を借りて「詩人たちというのは独創的だとい
うけれども独創的じゃない。あれは神さまにやられているだけなんだ」という
いい方をしています。これは、『ポリティア』(国家)という対話篇のなかに出
てきます。(つづく)
|